REPORT:ウシギューさんのブログの話「ブログの持つ大きな可能性と、それを生かす方法」

当サイトもブログの体裁で運用していますので「どうするとブログで飯が食えるのだろう?」という素朴な疑問を感じるときもあります。当然、いまのところ、このオレオカコムで飯を食うなんてコトは無いのですが。そこで、以前からお話を聞きたかった月間55万〜85万ページビューのある『おまえは今までスキャンした本の冊数をおぼえているのか?』の運営をされているウシギューさんに、2013年1月15日のゴノツクヒにて『ブログの持つ大きな可能性と、それを生かす方法』をお話をしていただきました。

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ウシギューさんのブログを書くときのポリシー

ウシギューさんのブログを書くときのポリシーはとてもシンプルで『良いと思った物だけを書く』ということでした。また、できるだけ初心者にも分かりやすく心がけているそうです。自身、プログラマーだったときに、参照したブログ等で、未知の言葉などに頻繁に出会い「分かんないよ!」っていう思いをしてきたことから、今は書き手として、読んでくれる人に「分かんないよ!」っていう思いをさせたくないそうです。

ウシギューさん、なぜいまブログなの?

今、なぜブログなのか?という考察も話していただけました。まず、当然ながら、インターネットを介することで、多くの人に伝えられることが大前提。また、今現在流行っているfacebookや、TwitterなどのSNSは、情報の流れが早くて蓄積されにくい、基本的にフロー型であるのに対して、ブログは蓄積される、ストック型で、過去の情報でも継続的に見てもらえるのが有利とのこと。とはいえ、SNSをブログを宣伝する媒体として考えると、相性も抜群だそうです。

ウシギューさんが思うブログを書くメリット

ブログを継続的に書いていると「どういうトピックがいま人気か?」「このデザインは読まれやすいか?」が分かるとウシギューさんは語っていました。また、ブログのコメント欄やトラックバックなどを通じて、まだ見ぬ人とのやり取りが生まれ、仕事関連とはまた違う人と知り合えるのも大きなメリットだそうです。

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ブログをどうやって続けるか?育てるか?

ウシギューさんは、読まれるブログについて要点をシンプルに『読者にとって有益』『読者が受け入れやすい』とまとめました。特に『読者が受け入れやすい』については、見知らぬ人や、時間軸がバラバラな人にも伝わるように書くのが大事で、検索でたどり着いた全く知らない人や、3年前・3年後の自分を想定して書くといいそうです。例としては、『明日』と書くようなところを『明日(日付)』と、ちゃんと日付をいれたり、『MBA』など一部の人しか分からない略語を『MacBook Air』とちゃんと表記してあげることが文章を書く上で大切だそう。また、文章と画像の読みやすいバランスも意識した方がいいとのこと。

また、「いくら中身がすばらしくても、タイトルがダメだと読まれない」という説明に対して、会場では小さな議論がおきました。最近は、タイトルが意味深、もしくは過激な、いわゆる『釣りタイトル』が多くて、中身が無いものが多いという意見です。それに対しては、その場では、そういうブログは、リピーターにならないだろうという結論がでていた気がします。タイトルは『検索キーワードを意識した32文字で伝わるタイトル』がいいそうです。

おそらく、ウシギューさんが一番熱く語ってくれたのは『書くことを続けられる』ようにすることについてだっただろうと思います。書くことを続けられるためには、読者からの反応が一番で、好意的なコメントが一番うれしいそうです。当たり前ですが、大切なことですね。また、「思わぬ人やサイトから反響がある場合」「全国各地の人、共通の話題で繋がれる」なども、続けるモチベーションとなり得ます。ストレスなく続けられることが大事で、ブログがストレスになったら本末転倒、プレッシャーに感じる必要はどこにもないので自分と読者の「楽しい」バランスを探りましょう、とのこと。ネガティブなコメントは、対応しないことが推奨のようです。この「ネガティブ」という部分の判断が難しいですが、確かに、相手にしてても、知らない相手とのテキストだけのコミュニケーションには、限界があるように感じられます。

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さらに、ページビューの増やし方も言及されていました。分かりやすい数字での『ブログの育て方』に当たるかと思います。SNSやブックマークで話題として多く扱ってもらい、被リンクと知名度をあげていく、キーワードを含むタイトルとコンテンツの充実でロングテールの記事を常に意識する、訪問別ページビューを増やすなどがあるそうです。中身をパクってはいけないなのですが、成果を上げている人を真似することが近道で、効果測定して改善を重ね、自分のものにしていくといいそうです。

気になる金銭面での収入ですが、ウシギューさんはアフェリエイト収入が主のようです。その中でも、成果報酬型のAmazonが大きいようです。成果報酬型は「コンテンツの充実度」が大事で、欲しくなるコンテンツをつくるように心がけるそうです。コンテンツの網羅感、値ごろ感もポイントで、高い値段のものは売れにくく、3000円以内くらいのものがいいとのこと。

ブログによるリスクとリターン

最後にリスクとリターンについて話してくれました。ひとまず、リスクとしては、サーバー代、ドメイン代というのは当たり前で、他には『記事を書く時間』などがあります。何れにしても小さなリスクです。また身元バレや、最近Twitterやmixiなどで未成年の飲酒・無免許運転を自分で書いてしまう人が後を経たないですが、そのような犯罪告白などもリスクとしてあげられていました。

ブログによるリターンは、全国の同じ趣味・指向を持つ友人ができること、多くの人にアウトプットを見てもらう経験ができること、さらに自分の考えや、好きなモノや、つくったサービス・製品を知ってもらうためのメディアになることなどがあがっていました。そして、おこづかいにもなる、と。

オレオカコムも頑張っていきます

オレオカコムも、ウシギューさんのように、無理せず自分たちが楽しんでできたらいいなと思います。コンタクトフォームもつくって、ナカマの募集も開始しましたし、ウシギューさんのようにページビューを狙ってアフェリエイト収入は難しいと判断したので、企画系記事で少しこのブログコミュニティーの人で飲み会ができるくらいのおこずかいを得ようと、広告掲載・求人などの記事のネタも募集し始めました。

ウシギューさん、ありがとうございました。今後ともよろしくおねがいします!

Masanori

CEO and co-founder of Nulab Inc., which is a software company. So, we are running cacooo.com, backlogtool.com, and typetalk.in, they are all web-based services. In addition, I am helping a community of Information Technology in Fukuoka, Japan. This community is holding a Tech and Creative Festival called Myojo Waraku. Over 4,000 people joined this event in 2012.

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コメント

  1. […] ブログセミナー、新年会、哲学プレゼンや電子工作など多岐に渡った題材を扱っているゴノツクヒですが、今回も大変楽しい集まりとなりました。さらに何かを生み出すこと、産まれたものを育てることに焦点をあてて広げていきたいと思います。知らない知識やコト・モノとの出会いを創れたら・・・と思っていますので、あまり知らないコンテンツだったとしても、ゴノツクヒにちょっと集まってみませんか? […]