REPORT:IMS SUMMER 2013 FORREST

福岡市はコンパクトだと言われる。博多駅や福岡空港が近いかと思えば、少し足を伸ばすだけで自然に触れることができる。それでも天神で仕事をしていると、気分転換にふらっと出かけてもビルの間を歩くだけになってしまう。そこで、天神イムズで開催されている「IMS SUMMER 2013」に出現した森の休憩所に行ってきた。

IMS SUMMER 2013 FORREST

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

「FORREST」と名付けられたプロジェクトは、“FOR FOREST”と“REST”を掛け合わせた名前になっていて、“森が喜ぶことを考える、森のための休憩所”という意味だそうだ。その空間の中心を成すのは、広島と東京を拠点に国内外でユニークなプロジェクトを多彩に手掛ける建築家・谷尻誠氏がデザインしたダイナミックな3本の“架け橋”。この“架け橋”は、日田・津江産の杉材によって作られ、山(林業)とまち、人と自然、人と人とをつなぐ架け橋になればとの想いが込められているという。ここまで、ほぼコピペ。

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

3本の橋が組み合わさった構造になっている。もちろんそれを狙ったわけではないだろうが、3本組み合わせることで強度が増すかもしれない。でも、毛利元就が見たら「そうじゃない!平行に重ねるんだ!平行!」って言いそうだ。オープンカフェでカプチーノをすすりながらドヤ顔で三本の矢の話をする元就の顔を思い出してちょっと笑ってしまった。

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

この橋は残念ながら実際に渡ることはできない。このはしわたるべからず。渡る部分が非常に細くなっていて、一休さんも「真ん中ではなく端を渡りましょう!」なんて提案はできないはずだクリエイティブな建築は一級品のとんちすらも超越するのだ。

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

コピーがすてきだ。
「深呼吸のきっかけを、あげる。」
「来てくれないから、森の方から来ちゃいました。」
「ひとやすみでも、ふたやすみでも。」
ちょっとひと休みしていこう、と思える空間が広がっている。

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

木のノコギリなどの展示もある。日常を振り返ってみると、木工製品に触れる機会が少ないことに気づく。まあ、この記事を書いている机は木でできてるのだけれど。うん。毎日、木に触れていた。

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

こちらは、音の演出。すごそうなスピーカーから森の音がダダ漏れになる。スピーカーにこだわる元就が好きそうな演出だ。橋だけでなく、展示をひと通り見てまわると、なんだかリフレッシュした気分になる。

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

FORRESTが広がっている地下2階のイムズプラザには、曲がるエスカレーターが設置してある。これがエレベーターマニアにはたまらないらしい。エレベーターを目的に来てもいいかもしれない。

IMS SUMMER 2013 FORREST by shinya, on f365

 

あれから元就は病気で寝込んでしまったし、一休は将軍と打合せが入っているとかで、結局ひとりでひと休みすることになった。眺めていると、ひとりで、カップルで、友達同士でベンチに腰掛けてひと休みしている人たちが後を絶たない。

天神を歩いていると、カフェなどの店に入らない限り、一息つける場所がほとんどないことに気づく。イムズのこのイベントは期間限定だが、普段から街の中に憩いと癒しの場が増えればいいなと思う。「IMS SUMMER 2013」は8月25日まで開催されている。コンクリートに囲まれた日々にちょっと疲れてる人は、昼休みにでもふらりと訪れてみてはどうだろうか。

 

その他の写真はf365でご覧になれます。
f365 | IMS SUMMER 2013 FORREST

Shinya Miyazaki

スシが食べたい。

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