福岡を世界一 Resilient(しなやか)な街へ!災害に強い、そんな街づくりを推進する Popup Commons Meetup が開催されました

福岡を世界一 Resilient(しなやか)な街へ!企業・NPO など組織の枠を超え て『Popup Commons(いつでもすぐに現れる公共空間)』を共に作るというイベントが、こっそりとクローズドな雰囲気の中で開催されました。その名も「Popup Commons Meetup」。

福岡を世界一 Resilient(しなやか)な街へ!

企業・NPO など組織の枠を超え て『Popup Commons(いつでもすぐに現れる公共空間)』を共に作りませんか?時代の変化に応じて柔軟に姿を変え、そこに集う人々に活力を与えそして災害に強い、そんな街づくりを推進するプロジェクトです。

当日は、福岡だけで なく、熊本や東京など全国から街づくりや防災、新しいコミュニティー作りに 熱い思いをもった人が集います。また、平時から有事に活用可能な便利なものから、ちょっとクレイジーなプロダクトやサービスのお披露目もあります。

ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

– 「Popup Commons Meetup の招待状」より引用

運営には、ボランティアで学生が10名も参加しており、多くの参加者が招待され、興味関心を持って集まりました。

開始直後、「Popup Commons ってなに?」という説明のために、孫泰蔵氏が率いるスタートアップを支援する集団Mistletoeの藤村聡氏から「Popup Commons」の概要が説明されました。

Popup Commons (ポップアップ・コモンズ)

「いつでも好きなところに住める暮らし」を実現するために、家を運べるようにしたり、その他、移動しながら暮らすことができる仕組みをつくる「Living Anyware」というアイデアを、防災などに役立てていこうという内容でした。そして、これからの防災は、以下のようなものに変えていこうという話がありました。

  • 民間・市民も積極的に関与する
    • 行政任せにしない
  • 新しい技術を積極的に利用する
    • 減点思考ではなく加点思考で
  • 平時から楽しむ
    • 非常時のための仕組みは平時も便利で楽しいものに

ポップアップストアなどで使われるコンテナを使って、移動可能な住居や商店などをつくり、町を形成して、もし、震災などにあったら、町ごと移動できるという仕組みになるというアイデアを「Popup Commons」と呼ぶようにしたそうです。アイデアは先程の「Living Anyware」から着想したそうです。そして、今回のイベントでは、その「Popup Commons」を福岡からスタートしてみよう、という提案がされました。

こういった立場の異なる組織(行政、企業、NPO、財団、有志団体など)が、ひとつの組織の力で社会問題を解決しようとするのではなく、行政、企業、NPO、基金、市民などがセクターを越え、互いに強みやノウハウを持ち寄って解決することは「コレクティブ・インパクト」と呼ばれているそうです。

fuller, inc. が開発する移動する家

モバイルハウスの開発を行うfuller, inc.。高校生の頃に出会ったタイニーハウス(最小サイズの住まい)に興味を持ち、軽トラックを改造し移動する家「モバイルハウス」を開発。現在、試作の1号機をシェアハウスとして使いながら2号機の開発をしています。また、モバイルハウスだけを作っているわけではなく、ターミナルと呼ばれる定住拠点も作ろうとしているとのこと。

小さな家に住み、住宅ローンや家賃の負担を減らしてシンプルなライフスタイルを目指す「タイニーハウス・ムーヴメント」に加えて、さらに移動する機能をつけた「モバイルハウス・ムーヴメント」が来るかもしれません。

また、当然、会場にもそのモバイルハウスで駆けつけており、近所の駐車場に駐車している現物を見学することもできました。

軽トラックに実装された「家」の中は思ったよりも広く、また、後部には郵便受けも設置されており、おそらく郵便が届くことはないのでしょうけど、可愛くおしゃれな空間になっていました。

Secual の考えるホームセキュリティー

世帯年収が2,000万くらいからじゃないと、なかなか導入されないホームセキュリティー。さらに、1,000万以下だとわずか1%の導入率とのこと。でも、そういう事実とは裏腹に70%の人がホームセキュリティーを導入したいと思っているそうです。そこで、もっとカジュアルなホームセキュリティーを実現しようとしているのが Secual です。

Secual は、窓やドアに貼るだけで使えるセキュリティーシステム。窓やドアに貼れるセンサー、大音量の警戒アラームのゲートウェイ、そしてスマホアプリを使用して、もし、窓などから侵入などがあるとそれを検知し、手持ちのスマホに即座に通知が届く仕組みになっています。この仕組を使って地震や津波などの検知をできるように開発中とのこと。

防災のために、コレクティブ・インパクトを

「防災」という社会課題のために、行政、NPO、スタートアップ、中小企業、大企業が集まった、今回の Popup Commons Meetup。まさに「コレクティブ・インパクト」な環境でした。そして、防災のために集まったアイデアは、おそらく、防災だけのために使われるものではないだろうと感じたひとときでした。

問題解決を楽しくやっていく、そういう感じ、いいですね。

 

デジトロポリスからは以上です。

Masanori

CEO and co-founder of Nulab Inc., which is a software company. So, we are running cacoo.com, backlogtool.com, and typetalk.in, they are all web-based services. In addition, I am helping a community of Information Technology in Fukuoka, Japan. This community is holding a Tech and Creative Festival called Myojo Waraku. Over 4,000 people joined this event in 2012.

More Posts - Website

Follow Me:
TwitterFacebookLinkedIn